断想さまざま

山村浩(哲学・大学非常勤講師・藤枝市在住・宇久村宏=ペンネーム)の日々の断想です。

2018年度の授業終了

 先週で今年度の授業(とテスト)がすべて終わった。採点作業が残っているので、まだ完全に解放されたわけではないが、ともあれほっと一息である。
 話は前後するけれど先週水曜の明け方、あまりの寒さに目を覚ましてしまった。この日は芸大の授業があるので、できればちゃんと睡眠を取っておきたかったが、再び眠りへ戻るのがままならないほど寒い。とにかく只事ではない寒さなのである。結局、ずっとうつらうつらしたまま朝を迎えた。寝不足の目をこすりながらカーテンを開けてみると、なんと窓が少し開いているではないか。温暖な静岡とはいえ、寒い冬の夜を私は布団一枚で野営していたわけである。
 さて授業のほうは木曜日ですべて終了。木曜の夜はさすがにほっとした気分で床へ入ったが、明け方にふと目を覚ますと、喉が渇いて風邪っぽくなっている。まさかと思ってカーテンを開けてみたが、窓はちゃんと閉まっていた。暖かくして再びぐっすり眠ったので、幸い大事にはいたらなかった。
 思うに授業が終わってほっとした反動で体調を崩しかけたのだろう。体を壊すのは旅行中ではなく家に帰ってきてからだとはよく言われることだが、私の体にも同じことが起ったのかもしれない。逆に言うと体というものは、ふだんはずいぶん無理をして私の無理やわがままに付き合ってくれているのだろう。むろんこの「無理やわがまま」には、窓を開けっぱなしで一夜を過ごすというような馬鹿さ加減も含まれる。仕事が一段落ついたらちゃんとケアしてあげねばなるまい。


川根温泉ふれあいの泉」から眺めた大井川鉄道のSL。仕事が一段落ついたら、まずはここかな=*^-^*=