断想さまざま

山村浩(哲学・大学非常勤講師・藤枝市在住・宇久村宏=ペンネーム)の日々の断想です。

こがらしや

 句作の続きである。

茶花して陽の揺るぎなき山路かな
大裾に紅連綿と雪の富士
こがらしや尿(しと)捨て急ぐ暮れの猫
こがらしや白刃を交わす暮れの灘
春待ちて艶いやまさる猫の肌

 昨日の記事でもちょっと触れたように、先週の水曜日は芸大の冬学期の最終週だったが、仕事の前に東京国立博物館の「顔真卿展」へ足を運び、仕事後は歌舞伎座で歌舞伎を観てきた。このことについてもまた稿を改めて書くことにしたい。


用宗の街角にて(写真は句の内容とは関係ありません(=^‥^=) )