今回は久々に自作の俳句から、比較的出来のよいものを択んで記事にしたい。 片陰の濃きばかり見ゆ場末道 「片陰」とは夏の季語で、日差しの高さゆえに短く落ちる陰をいう。人通りのない場末道の、真夏の昼下がりの虚無感。 ひつじ田に陽をなみなみと小春かな…
あっという間に正月が過ぎ、冬学期の仕事もほぼ終了した。こちら(静岡)では昨日あたりからすでに春の声が聞こえている。一時期に比べると日差しがよほど強くなった。東京より半月くらい季節が早いという印象である。考えてみればここは伊豆の東海岸(城ヶ…
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