断想さまざま

山村浩(哲学・大学非常勤講師・藤枝市在住・宇久村宏=ペンネーム)の日々の断想です。

家山梅園再訪

 大井川中流域にある家山梅園を訪れた記事を、二年前にアップした。思えばあそこを訪れたのは、 コロナ禍が始まる直前だった。先日、二年ぶりにそこを訪れた。すでに三月に入っていたから(3月12日)あまり期待していなかったけれど、予想外に沢山の花が残っていた。一枚目と二枚目の写真は、そこで撮ったものである。その後あたたかい日が続いて季節は一気に進み、 近所の梅もほとんど散ってしまった。ところが今日(3月17日)、山の中を走っていて、まだ満開の梅を見つけた。三枚目の写真がそれである。 
 この二年間を思うと隔世の感があるけれど、こういう時には、目前のできることに集中して生きるしかない。それとこの二年間は、自分一人で過ごす時間が多かったので、自分と自分を取り巻く社会とを、見つめ直す機会が多かった。四月からは本格的に対面授業が始まる。ちょっと大袈裟に言うと、長く外国で過ごして故国へ戻って来るような気分である。 



三月の家山梅園(1)



三月の家山梅園(2)