断想さまざま

山村浩(哲学・大学非常勤講師・藤枝市在住・宇久村宏=ペンネーム)の日々の断想です。

大学へは船で行こう

 三月も残り一週間ほどになった。新学期も間近である。勤めている大学のうち、 東海大学は大きく環境が変わる。まず、清水のキャンパスに人文学部という新しい学部ができた。授業の時間帯も変わった。これまでは全てのコマが午後に入っていたのだが、今年から午前中から授業が始まることになった。以前は昼に清水駅辺りで食事を取ってから大学へ向かったのだが、 それはできなくなってしまった。幸いここのキャンパスは、すぐ裏にきれいな海岸が広がっているので、昼はそこでピクニックでもしようと思っている。
 さてこのキャンパスは、清水駅からかなり離れていてバスで20分以上かかる。ところが今年、人文学部ができたのを機に、通学用の船を運行することになった。清水駅の東口にある船着場と、広い清水港を横切る形で、大学のある三保半島とを結ぶという。授業時間に合わせて運航するというので、教師は使いづらいかもしれないが(学生と違ってギリギリの時間に行くわけにはいかない)、ぜひ一度乗ってみたいと思っている。
 そんなわけで今年の春休みは、これまでにないくらい忙しかった(忙しい)。暇を見てソロキャンプでもしようと思っていたのだけれど、それも果たせないまま新学期に突入してしまいそうである。
 さてこの記事を書きながら、一つ思い出したことがあった。沖縄に住んでいた親戚の話なのだが、なんとウィンドサーフィンで通勤している知り合いがいるとのことだった。当時僕は大学生で、しかもウインドサーフィンの面白さを経験したばかりだったから、何とも羨ましいと思ったものである。

↓ こんな船が運航されます。